1. HOME
  2. ブログ
  3. リスキリングの企業事例12選!成功ポイントと手順を徹底解説

リスキリングの企業事例12選!成功ポイントと手順を徹底解説

リスキリングの企業事例12選!成功ポイントと手順を徹底解説

「リスキリングを取り入れたいけど、どのように進めればよいのかわからない」
「他の企業がどのようにリスキリングを成功させたのか知りたい」

そのような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、リスキリングに成功した企業の事例を12社厳選して紹介します。また、リスキリングの成功ポイントや手順も詳しく解説します。

ぜひ、リスキリングの成功事例を参考に、自社に合ったプランを見つけてください。

🔳この記事でわかること

  • リスキリングに成功した企業の事例
  • 企業がリスキリングを成功させるための重要なポイント
  • リスキリングを導入するための具体的な手順

🔳こんな人におすすめの記事です

  • 自社のリスキリングプログラムを検討している人事担当者
  • リスキリングの具体的な成功事例を知りたい経営者
  • 人材不足やスキルギャップに悩んでいる組織のリーダー

目次

リスキリングとは?

リスキリングは、新たなスキルを獲得するための取り組みを指します。特にIT業界では、AIやデータサイエンス、クラウドコンピューティングなどの新技術が次々と登場しています。

リスキリングを行うことで、従業員は最新の技術や業務プロセスに適応でき、企業の競争力を高めることが可能です。また、リスキリングはキャリアアップや転職を考える上でも役立ちます。例えば、プログラミングスキルを習得すると、幅広い職種に挑戦できるでしょう。

このように、リスキリングは個人のキャリア形成と企業の競争力強化のいずれにおいても重要な戦略です。企業は従業員のリスキリングを積極的に支援し、変化の激しいビジネス環境に対応できる体制を整えることが求められています。

リスキリング導入の実態は?

リスキリングは企業において重要な取り組みとなりつつありますが、その導入状況はまだ十分とは言えません。企業のリスキリング導入率を以下にまとめました。

🔳企業におけるリスキリング導入率
・リスキリングに取り組んでいる:11.5%
・今後取り組む予定がある:5.5%
・取り組むことを検討中:28.0%
・現在取り組んでおらず、取り組む予定も今はない:32.5%

リスキリングの取り組み状況
参考|産業能率大学総合研究所「日本の企業・組織におけるリスキリング実態調査 報告書」

これらの結果から、リスキリングに対する積極的な姿勢を示す企業は全体の約半数に留まっていることが分かります。

一方、リスキリングが必要だと考える企業の割合は、300名以下の企業で64%、大手企業では86%に上ります。

企業におけるリスキングの必要性を感じる割合
参考|厚生労働省「経済社会と働き方の変化等について」

リスキリングの導入が進まない主な理由は、必要なスキルの可視化の難しさや、効果的なトレーニング方法の選定が困難であることです。また、リスキリングの実施には時間と費用がかかるため、企業はこれらの課題を効率的に管理し、リスキリング計画を立てる必要があります。

企業がリスキリングに取り組む3つのメリット

企業がリスキリングに取り組む3つのメリット

リスキリングは、企業が競争力を維持し、成長を続けるために不可欠です。リスキリングに取り組むことで、企業は多くのメリットを得られます。

このパートでは、主なメリットを3つに絞って解説します。

  • 業務の効率化を実現する
  • 社内での人材育成を促進する
  • 人材不足を解消する手段となる

それぞれ見ていきましょう。

なお、リスキリングで何を学ぶべきかお悩みの方は、こちらの記事も参考にしてください。

参考|リスキリングで何を学ぶ?習得すべきスキルと資格とは

業務の効率化につながる

従業員が新しいスキルを習得することで、業務の効率化が図れます。例えば、データ分析スキルを身につけると、データの収集や分析作業が素早く行えるようになります。これにより、一連の作業時間が短縮し、全体の生産性が上がるでしょう。

また、プログラミングスキルを習得すると、業務プロセスの自動化が可能になり、日常的な業務の手間を大幅に削減できます。さらに、リスキリングによって得られた新しい視点や技術を活用することで、業務フローの見直しや改善が進み、コスト削減や品質向上にもつながるでしょう。

社内の人材育成につながる

ば、ITスキルの習得は、従業員が自らの成長を感じられる機会となり、モチベーションの向上に繋がることも。

さらに、リスキリングを通じて多様なスキルを持つ人材を育成すると、社内のイノベーションが促進され、新しいビジネスチャンスの創出が可能です。

例えば、マーケティング部門の社員がデータサイエンスのスキルを習得することで、より効果的なマーケティング戦略を立案できるようになります。これにより、部門を超えた知識の共有と連携が進むでしょう。

人材不足を解消できる

リスキリングは、企業が直面する人材不足の問題を解消する手段としても有効です。特にIT業界では、専門技術を持つ人材の確保が難しい現状があります。リスキリングを行うことで、必要なスキルを持つ人材を内部で育成し、即戦力として活用できます。

例えば、営業部門の社員がプログラミングスキルを習得すると、顧客のニーズに応じたカスタマイズを提案できるようになり、営業活動の幅が広がるでしょう。これにより、外部からの採用に頼らず、自社内でのスキルアップを図り、効率的に人材を活用できます。

リスキリングに成功した企業の事例12選

多くの企業が、従業員のスキルアップを図ることで、競争力を維持し、成長を続けています。

このパートでは、リスキリングに成功した企業の具体的な事例を12選紹介します。

  1. 1.自治体:kintoneを活用したDX人材育成に成功
  2. 2.株式会社ZOZO:リスキリングのための手当を支給
  3. 3.ソフトバンク株式会社:DX人材の獲得に成功
  4. 4.キヤノン株式会社:デジタル人材の育成に着手
  5. 5.ヤフー株式会社:全従業員8,000人をAI人材へリスキリング
  6. 6.株式会社メルカリ:社員の博士課程進学を支援する制度を開始
  7. 7.富士通株式会社:グローバル規模のデジタル人材育成へ着手
  8. 8.トラスコ中山株式会社:デジタル分野で強いリーダーの育成に成功
  9. 9.ダイキン工業株式会社:1,500人のデジタル人材輩出への取り組み
  10. 10.第一生命保険株式会社:自己啓発のeラーニングでDXを啓蒙
  11. 11.西川コミュニケーションズ株式会社:先進的な人材教育の取り組み
  12. 12.株式会社山陰合同銀行:リスキリングによる法人コンサルティング強化

これらの事例を参考に、ぜひ自社に適したリスキリングプランを見つけてください。

1.自治体:kintoneを活用したDX人材育成に成功

ある自治体では、DX人材の育成を目指してkintoneを活用したリスキリングを実施しました。内部研修と外部パートナーとの連携により、職員のデジタルスキルを向上させ、業務効率化と市民サービスの改善を図りました。

実施したこと
内部でハンズオン研修会を開催し、職員がkintoneの基本機能を学習
外部のパートナー企業と連携して高度な研修を実施
全庁的な人材育成プログラムを導入し、多くの職員にkintoneライセンスを配布
成果
業務効率が大幅に向上
予算の削減を実現
市民サービスの向上

なお、kintoneを活用したリスキリングに不安がある方は、ぜひペパコミにご相談ください。また、本事例についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

参考|kintoneを活用したDX人材育成 自治体の工夫事例 7選

2.株式会社ZOZO:リスキリングのための手当を支給

株式会社ZOZOは、全正社員を対象にリスキリング手当を支給する制度を導入しました。この取り組みは、従業員のスキルアップを促進し、企業全体の競争力を高めるためのものです。これにより、社員がより働きやすい環境を整えています。

実施したこと
全正社員を対象に、リスキリング手当「日々進歩手当」を支給
手当の支給額は月2500円から始まり、半年ごとに増加
働き方の柔軟性を高める取り組みも併せて実施
成果
従業員のスキルアップが促進
キャリアアップの機会が増加
働きやすい環境が整備され、社員の満足度が向上

出典|日本経済新聞

3.ソフトバンク株式会社:DX人材の獲得に成功ソフトバンクが実践した人材育成

ソフトバンク株式会社は、DXを推進するために、社内リスキリングを積極的に行っています。これにより、DX人材の獲得に成功しました。既存スキルを強化し、新しいデジタルスキルを追加することで、企業全体の競争力を高めています。

実施したこと
従業員がデジタル技術を活用して業務を発展させるためのリスキリングを実施
既存スキルと新しいスキルを融合させる教育プログラムを提供
DX専門人材、デジタル活用人材、全ビジネスパーソンの3つのカテゴリーに応じた教育プログラムを実施
成果
DX推進に必要な人材の育成に成功
新しい事業アイデアや業務改革が進展
企業全体のデジタルリテラシーが向上

出典|ソフトバンク株式会社

4.キヤノン株式会社:デジタル人材の育成に着手

キヤノン株式会社は、デジタル人材の育成を目的としたリスキリングに取り組み、職種転換を伴う研修型キャリアマッチング制度を導入しています。2018年には、ソフトウェア技術者の育成を目的とした教育施設を設立し、職種転換を希望する社員が4カ月間の集中研修を受けられる環境を整えました。

実施したこと
ソフトウェア技術者の育成を目的とした教育施設「Canon Institute of Software Technology(CIST)」を設立
公募や部門推薦による4カ月間の集中研修を実施
社内教育体制の拡充と社内転職の推進を行い、適材適所の人事配置を実施
成果
多くの社員がソフトウェアエンジニアとして新たなキャリアを築くことに成功
クラウドやAI技術を活用したプロジェクトに貢献
離職率の削減に寄与し、社員の満足度が向上

出典|ITmediaビジネスonline

5.ヤフー株式会社:全従業員8,000人をAI人材へリスキリング

ヤフー株式会社は、全従業員8,000人を対象に、AIを業務で活用できるようリスキリングを実施しました。グループ全体の目標である「日本・アジアから世界をリードするAIテックカンパニー」を目指すため、全従業員にAIスキルを習得させ、新事業の創出やサービスの付加価値向上を図っています。

実施したこと
「Z AIアカデミア」を発足し、AI技術のアルゴリズムやビジネス活用事例を学ぶ座学とワークショップを実施
ノンエンジニアや文系出身の人材も対象に、AIプロフェッショナル化を推進
データ活用関連のeラーニングや「データアワード」など、学習機会とモチベーション向上のための環境を整備
成果
全従業員がAIスキルを持ち、業務の効率化と新事業の創出を実現
AI技術を活用した新しいプロジェクトが立ち上がり、企業全体の生産性が向上
データ活用促進と関連資格の取得が進み、従業員のスキルセットが向上

出典|株式会社パセリ

6.株式会社メルカリ:社員の博士課程進学を支援する制度を開始

株式会社メルカリは、社員の博士課程進学を支援する「mercari R4D PhD Support Program」を導入しました。この制度は、将来的に事業の発展や社会的課題の解決に貢献できる専門領域の知識を持つ人材を育成することを目的としています。メルカリは、学費の全額支給や研究時間の確保など、社員が学び直しを行いやすい環境を整備しています。

実施したこと
博士課程進学時の学費全額支給(年間最大200万円)
研究と仕事を両立できる柔軟な勤務時間の選択(週0日から週5日まで)
研究開発機関「mercari R4D」による研究サポート
成果
社員が博士課程に進学し、専門知識を深める機会の獲得
事業発展や社会的課題の解決に貢献できる高度な人材を育成
社員のキャリア形成を支援し、学び直しによるモチベーション向上

参考|株式会社メルカリ

7.富士通株式会社:グローバル規模のデジタル人材育成へ着手

富士通株式会社は、デジタル人材の育成を目的として、グローバル規模で共通の教育プログラム「Global Strategic Partner Academy」を開始しました。このプログラムは、ServiceNow、SAP、Microsoftとの連携により、最先端のデジタル技術やノウハウを習得する機会を提供します。これにより、グローバルでのデジタル人材の不足を解消し、お客様や社会の課題解決を支援しています。

実施したこと
ServiceNow、SAP、Microsoftと連携し、教育プログラムをオンラインで展開
デジタル技術の専門知識を習得するための標準化されたプログラムを提供
ビジネスプロデューサーやデリバリー担当者のスキルセットやキャリアフレームワークをグローバル規模で統一
成果
グローバルでデジタル技術を持つ人材の増加を実現
デジタル技術を活用したお客様対応力の強化
グローバル規模でのデジタルスキルの標準化とキャリアアップの推進

参考|富士通株式会社

8.トラスコ中山株式会社:デジタル分野で強いリーダーの育成に成功

トラスコ中山株式会社は、デジタル分野でのリーダー育成を目的にリスキリングを実施しました。物流のデジタル化やデータの利活用に取り組む中で、次世代リーダー候補を対象とした研修を行い、デジタルスキルを強化。その結果、DXの推進とともに企業全体の業務効率化が実現されました。

実施したこと
システムベンダー社員と次世代リーダー候補を集めたデジタル活用の研修を実施
デジタル戦略本部を設立し、オンライン学習や資格取得を推進
各支店に「DXオフィサー」を設置し、デジタル活用体制を構築
成果
次世代リーダーがデジタル分野での新規ビジネス創出に成功
社内のデジタル化が進み、業務効率が向上
社員のデジタルスキルが底上げされ、全社的なDX推進が加速

出典|学校法人産業能率大学総合研究所

9.ダイキン工業株式会社:1,500人のデジタル人材輩出への取り組み

ダイキン工業株式会社は、デジタル人材の育成を目的として、全社員を対象にリスキリングプログラムを実施しています。2017年時点で情報系技術者が全社員の約1%しかいなかったため、自社での育成を決定しました。これにより、2023年度末までに1,500人のデジタル人材を輩出することを目標としています。

実施したこと
「ダイキン情報技術大学」を設立し、全社員を対象に階層別カリキュラムを提供
新入社員向けデジタル人材育成講座を実施し、専門教育に専念するプログラムを導入
AI技術開発講座やシステム開発講座を通じて、AIおよびシステム開発の知識を強化
成果
製品の不具合事例をAIで分析し、早めのメンテナンスにつなげる技術を開発
画像処理技術やMI(Materials Informatics)を活用し、開発期間の短縮と生産性の向上を実現
デジタル技術を持つ人材の数が増加し、企業全体のデジタル化が進展

出典|株式会社ドットライフ

10.第一生命保険株式会社:自己啓発のeラーニングでDXを啓蒙

第一生命保険株式会社は、自己啓発を促進するためのeラーニングプログラムを導入し、DXに関する啓蒙活動を行っています。全社員を対象に、ITスキルやDXに関する知識を深めることを目的としたコンテンツを提供し、社員のスキルアップを計画。これにより、企業全体のデジタルリテラシー向上を目指しています。

実施したこと
ドコモgaccoのDX人材育成プログラムを導入し、体系的なカリキュラムを提供
DXに関するeラーニングコンテンツを拡充し、社員の自己啓発を支援
受講率や満足度を定期的にフィードバックし、受講者のフォローアップを実施
成果
DXに関する講座の受講者数が増加
社員のデジタルリテラシーが向上し、DX推進の基盤が強化
受講者のモチベーションが向上し、スキルアップに対する意欲UP

出典|株式会社ドットライフ

11.西川コミュニケーションズ株式会社:先進的な人材教育の取り組み

西川コミュニケーションズ株式会社では、DXが急速に進む中、従業員のスキル向上を目的としたリスキリングに早くから取り組んできました。2013年に全社的な教育プロジェクトチームが結成され、幅広い分野での学びの機会を提供しています。

実施したこと
2016年に3DCG事業部を立ち上げ、半年間の集中研修を実施
紙媒体デザインからWebデザインへの移行をサポート
独立や転職を視野に入れたスキルアップの支援
成果
デジタルシフトに対応した新しいビジネスモデルの構築が進行
独立や転職を支援することで、外部とのコネクションを強化
従業員のスキル向上により、企業全体の競争力が向上

出典|西川コミュニケーションズ株式会社

12.株式会社山陰合同銀行:リスキリングによる法人コンサルティング強化

山陰合同銀行は、「日経リスキリングアワード 2024」で企業・団体イノベーティブ部門の最優秀賞を受賞しました。この受賞は、全国の金融機関の中でも同銀行のみが達成したもので、地域貢献と持続的成長を目指した革新的な人材育成の取り組みが評価されました。今後も、持続的な成長を目指し、地域社会に貢献できる人材育成に取り組んでいく予定です。

実施したこと
法人コンサルティング業務に従事していなかったエリア限定勤務の女性行員を対象に、体系的なリスキリングを実施
リスキリングを通じて、山陰両県の店舗の法人コンサルティング分野の人員を増強
リスキリング対象者が法人コンサルティング分野を担うことで、従来の担当者を戦略的な分野やエリアに再配置
成果
大規模な人材再配置に成功し、法人コンサルティング分野の強化を実現
女性のキャリア向上を促進し、男女間の賃金格差解消に寄与
限られた人材への効率的な投資で大きな成果を上げ、地方企業のモデルケースとして注目

出典|株式会社山陰合同銀行

企業がリスキリングを成功させるための3つのポイント

企業がリスキリングを成功させるための3つのポイント

企業がリスキリングを成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

このパートでは、企業がリスキリングを成功させるための3つのポイントを解説します。

  • 明確な目標設定を行う
  • 学習環境の整備を行う
  • 個別に適したリスキリングプランを提供する

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

明確な目標を設定する

リスキリングを成功させるためには、まず明確な目標設定が重要です。どのスキルをどの程度習得する必要があるのか、具体的な目標を定めることで、リスキリングの効果を最大化できます。

例えば、新しい技術の導入に伴うスキルアップや、特定の業務効率化を目指す目標を設定するとよいでしょう。経営陣と現場の意見を集約し、事業戦略に基づいた人材像を明確にすることが成功につながります。

学習しやすい環境を提供する

リスキリングを促進するためには、従業員が学習しやすい環境を提供することが不可欠です。例えば、オンライン講座やeラーニングの導入、学習時間の確保など、従業員が自分のペースで学べる環境を整えることが求められます。

学習の進捗状況を確認し、必要に応じてサポートを提供することで、学習のモチベーションを維持しやすくなるからです。また、システムを活用して学習内容を管理し、進捗を可視化することで、学習の継続につながります。

人材に合ったリスキリングプランを提供する

リスキリングの効果を最大化するためには、各従業員のスキルや経験に応じた個別のリスキリングプランを提供することが重要です。例えば、初級者向けの基礎講座から、上級者向けの専門的な研修まで、幅広いプログラムを用意します。これにより、全ての従業員が自分に合った学習を進められるでしょう。

また、学習内容に連動した職務を提示し、従業員が学んだスキルを実際の業務で活かせるようにすることで、学習のモチベーションを高められます。

企業がリスキリングを採り入れるまでの5つの手順

リスキリングを企業に導入するためには、計画的なアプローチが必要です。

このパートでは、リスキリングに取り組むための5つの手順を解説します。

  • 1.必要なスキルを特定する
  • 2.リスキリングの方法を選ぶ
  • 3.学習コンテンツを決める
  • 4.トレーニングを実行する
  • 5.フィードバックを基に精度を高める

順を追って解説します。

1.ニーズを特定する

リスキリングを成功させるためには、まずスキルギャップの分析が重要です。例えば、現状のスキルセットと将来的に必要とされるスキルを比較し、ギャップを特定します。

また、従業員からのフィードバックを収集し、彼らが感じているスキル不足や学びたいスキルを把握します。アンケートやインタビューを通じて、従業員の意見を集めるのも良いでしょう。

さらに、業界のトレンドや技術の進化を調査し、今後求められるスキルを予測します。例えば、業界の専門誌やレポートを活用して、最新の動向を把握しましょう。

2.リスキリングの方法を選定する

次に、適切なリスキリングの方法を選定します。例えば、社内トレーニングを実施する方法や、外部講座やオンラインコースを利用する方法があります。社内の専門家や上級社員を活用したトレーニングを企画することも効果的です。

また、信頼性のある外部教育機関やオンライン学習プラットフォームを選定し、学習方法の選択肢を増やしましょう。

例えば、ハイブリッド型の学習方法を導入し、社内トレーニングと外部講座の組み合わせにより、効果的にスキル習得を促せます。

3.リスキリングするコンテンツを決定する

リスキリングするコンテンツを決定する際に、特定したスキルギャップに基づいて、学ぶべきスキルや知識をリストアップします。例えば、データサイエンスやAI、プログラミングなどの具体的なスキルをリスト化します。

次に、学習の順序や進行スケジュールを含むカリキュラムを作成しましょう。例えば、初級、中級、上級といったレベル別のカリキュラム設定がおすすめです。

最後に、利用する教材(書籍、ビデオ、オンラインコンテンツ)やツール(ソフトウェア、プラットフォーム)を選定します。例えば、UdemyやCourseraなどのオンラインプラットフォームの活用を検討しましょう。

4.実践する

リスキリングの計画に基づいて、トレーニングを実施します。例えば、社内でのワークショップやセミナー、オンラインコースの提供など、様々な形式で学習機会を提供します。そして、各自の進捗状況を定期的に確認しましょう。

例えば、月次報告や進捗管理ツールを使用することで、学習の進捗追跡が可能です。また、必要に応じてサポートや調整を行い、学習の効果を引き出しましょう。

さらに、学んだスキルを実際の業務で応用できるよう、実践的な課題やプロジェクトを提供します。例えば、社内プロジェクトに参加させることで、学んだスキルを実践に活かす機会を設けると実務にも直接つながります。

5.トライ&エラーを繰り返し精度を高める

最後に、リスキリングの効果を評価し、改善を繰り返します。例えば、従業員からのフィードバックを定期的に収集し、リスキリングの効果を評価します。アンケートやフィードバックセッションを通じて、従業員の意見を集めましょう。

必要に応じてカリキュラムや方法を改善し、リスキリングプログラムの精度向上も重要です。

例えば、評価結果に基づいて、カリキュラムの内容や進行方法を見直します。定期的に見直しと調整を行い、常に最適なプログラムを提供することを心がけましょう。

リスキリングで使える補助金・助成金

企業がリスキリングを推進する際に活用できる補助金・助成金には、さまざまなものがあります。これらの制度を利用することで、リスキリングにかかる費用を軽減し、効果的にスキルアップを図れます。

まず、「人材開発支援助成金」は、企業が従業員に対して行う職業訓練に対して費用の一部を助成する制度です。次に、「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際の費用を支援します。さらに、「DXリスキリング助成金」は、東京都内の中小企業が従業員に対してDX関連の職業訓練を実施する際に助成金を受け取ることが可能です。

これらの補助金・助成金の活用により、企業はリスキリングのコストを抑えながら、従業員のスキルアップを進められます。具体的な条件や申請方法については、各制度の公式サイトを確認し、適切な補助金・助成金を選びましょう。

なお、リスキリングで活用可能な補助金・助成金について、詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

まとめ:リスキリングの成功事例を参考に、自社に合ったプランに取り組みましょう

リスキリングに成功した企業の事例から学ぶことで、どのような手法や戦略が有効なのかを理解し、自社に適したプランを立てられます。今回紹介した事例は、各社が独自の方法でリスキリングを成功させた好例です。

また、企業がリスキリングを成功させるためには、明確な目標設定、学習環境の整備、個別に適したプランの提供が重要です。さらに、リスキリングを効果的に進めるためには、補助金や助成金の活用も検討しましょう。これにより、費用負担を軽減し、効率的にスキルアップを図れます。

特にkintoneスキルを習得したい方には、ペパコミのkintone伴走サービスが最適です。ペパコミのサービスを活用することで、kintoneを効果的に導入・運用し、業務の効率化と改善を実現できます。

kintoneスキル習得に興味がある方は、ぜひペパコミの伴走支援サービスをご検討ください。

参考|一気通貫・伴走支援でサポート

seira1988@gmail.com
       

関連記事