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【30,000円以上編】kintoneのプラグインを費用別に紹介!

「Kintoneってどれぐらいの費用がかかるんだろう?」という方向けに、Kintoneプラグインを費用別にご紹介する連載、第3回目をお届けします。今回の記事では、30,000円以上の費用で使えるプラグインをピックアップしてご紹介します。

30,000円以上の費用で使えるプラグインのポイント

今回は30,000円以上の費用帯を扱いますが、実はプラグイン単体で30,000円以上するものは多くはありません。30,000円以下のプラグインを複数組み合わせたり、外部ツールや他のシステムと連携させたりするような形で広く活用されています。今回の記事ではそんな活用術から3つをピックアップしてご紹介します。上手く活用すると強力なツールになりますので参考にしてみてくださいね。

30,000円以上の費用で使えるプラグイン組み合わせ術3選

複数のプラグインを利用する術

導入したプラグインの機能が不足していたとしても、補うためにどのプラグインを追加すれば良いかは分かりづらいものです。プラグイン同士の相性が悪いものを組み合わせてしまったりすると、競合して上手く動作しない場合もあります。

ここでは組み合わせて利用しやすいプラグインの組み合わせ例をご紹介します。

krewData+カスタマイン

krewシリーズとカスタマイン(gusuku Customine)は第2回の記事でも紹介しましたが、実際の現場では組み合わせて導入するケースが多いです。たとえばカスタマインを使用して入力制限やレコード内のボタン表示などのカスタマイズを行い、誰でも入力しやすい画面を作成した上で、krewDataを使用して複数のアプリ間を連携させるような使い方です。ツールとしての使いやすさとデータの見える化が図れる構成例になります。

krewDataはリアルタイム実行プランが月額19,800円、カスタマインは月額18,000円で4アプリスロットまで利用できます。

krewシリーズ | グレープシティ株式会社
https://krew.grapecity.com/

gusuku Customine | アールスリーインスティテュート
https://customine.gusuku.io/

kViewer+フォームブリッジ+プリントクリエイター

kViewer、フォームブリッジ(Form Bridge)、プリントクリエイター(PrintCreator)は、すべてトヨクモ株式会社の提供しているプラグインです。第2回の記事でもざっくりとご紹介しましたが、トヨクモ製品同士は連携がしやすく一緒に組み合わせて使うと便利です。kViewerとフォームブリッジを連携させるとkintoneのレコードの編集を行なえます。また、kViewerとプリントクリエイターを連携させると、ビューに表示されているデータを引用してビュー上から帳票出力を行なえます。

連携させる場合、kViewerについてはプレミアムコース以上の契約が必要になるため注意が必要です。kViewerのプレミアムコースは月額15,000円、フォームブリッジはプレミアムコースで月額14,000円、プリントクリエイターはプレミアムコースで月額14,000円となっています。

Toyokumo kintoneApp | トヨクモ株式会社
https://www.toyokumo.co.jp/product

他のシステムと連携して利用する術

kintoneが単体で便利に使えるようになっても、外部のシステムとの連携が上手くいかないと結局手作業などが発生してしまったりします。主要な外部システムとはシステムの機能でデータを連携させ、手間を省いていきたいものですよね。こちらでは他のシステムと連携して利用する例をご紹介します。

クラウドサイン

クラウドサインは弁護士ドットコム株式会社が運営するサービスで、契約の締結から契約書管理までをクラウド上で行えるというものです。kintoneと連携させると、紙面とクラウドサインとで締結された契約書や、手入力やWebフォーム入力された申込みの顧客情報など、さまざまなルートで受け付けたデータをkintone上で一元管理することができます。

クラウドサイン | 弁護士ドットコム株式会社
https://www.cloudsign.jp/

freee会計

統合型会計ソフトのfreee会計はfreee株式会社が提供しているクラウドサービスで、経理業務をクラウド上で行なえるツールです。kintoneとfreee会計とを連携させるプラグインである「freee for kintone」が提供されており、利用することで営業と経理とが楽に連携できるようになります。kintoneで管理されている取引先情報をfreeeの見積・請求書作成に反映したりなど、各システムに分散しがちなデータを一元管理することが可能です。

freee for kintoneは無償で利用できますが、freee会計のプロフェッショナルプランまたはエンタープライズプランが必須となるため注意が必要です。

freee会計 | freee株式会社
https://www.freee.co.jp/fr-k3uxqcbj/

カイクラ

カイクラとは株式会社シンカが運営するクラウドサービスで、顧客からの電話着信時に自動で顧客情報を表示し、電話対応がスムーズに行えるツールです。通話録音などのCTI機能やテレビ通話機能なども網羅しています。kintoneと連携させることで、kintone上に登録されている情報をカイクラ上でも表示できるようになります。カイクラからkintoneへのデータ連携も可能で、カイクラでの電話対応状況をkintoneへ一定時間ごとに連携することも可能です。

カイクラkintone連携を行うには1拠点あたり月額25,000円がかかりますが、別途初期費用やカイクラ本体(CTI機能)の契約が必須となります。

カイクラ | 株式会社シンカ
https://kaiwa.cloud/

単体で30,000円以上のプラグインを買い切る術

プラグイン単体で買い切り30,000円以上のものは、高額ではありますがその分多機能で使いやすいツールです。こちらでは単体で30,000円以上の費用がかかるプラグインを3つご紹介します。

計算式プラグイン

rex0220氏が作成しているプラグインパックは第2回の記事でもご紹介しましたが、こちらでご紹介する計算式プラグインは、単体で買い切る方もいる人気の製品です。kintone自動計算の機能を拡張するプラグインで、Excel の計算式のように条件を指定すると、条件付き合計計算などが簡単に処理できます。

価格はkintone1サイトあたり税込110,000円となっています。試用版も個数限定で公開されているので、気になる方は試用版の利用も検討してみてください。

rex0220 計算式プラグイン | rex0220
https://rex0220.stores.jp/items/593e4430ed05e67b4201e431

レポトンPDF/Excel

株式会社ソウルウェアが提供するレポトン(RepotoneU)シリーズについて、前回第2回の記事ではPro版をご紹介しました。今回はPDF版とExcel版をご紹介します。Pro版に比べて不足する機能はありますが、PDF単体しか使用しない、Excel単体しか使用しない、といったケースでも個別に買い切って利用できます。現在利用している帳票のファイル形式に合わせて費用形態を選択できるので、さまざまな企業で導入しやすいプラグインです。

RepotoneU PDFは税抜98,000円、RepotoneU Excelは税抜200,000円ですが、すでにPDF/Excelのどちらかを使用している場合は優待価格でもう一方を入手できます。PDFとExcelのバンドルは税抜250,000円となっています。

RepotoneU PDF/Excel | 株式会社ソウルウェア
https://u.repotone.com/

カレンダーPlus(Proプラン)

カレンダーPlusは合同会社ラジカルブリッジが提供するプラグインで、kintoneにカレンダー機能を追加し、スケジュール管理が行えるようにするものです。

Basicプランだけでもスケジュール管理は行えますが、担当者別、会議室別などさまざまなリソース単位で絞り込むにはProプランが必要です。

購入時利用者が20名までの場合で、Proプランは税別189,800円となっています。Basicプランから使い始めた方でも、途中でProプランへアップグレードすることができます。Basicプランは税別39,800円、アップグレードの費用は150,000円ですので、アップグレードによって追加の費用が特別かかるということもありません。

カレンダーPlus  |  合同会社ラジカルブリッジ
http://radical-bridge.com/product/calendarPlus.html

まとめ

今回まで3回に渡って、よく使われているkintoneのプラグインを費用別にご紹介してきました。概要のみの解説でしたが、やりたい内容に対してどれくらいの費用がかかるのか、ざっくりと掴んでいただけたのではないでしょうか。「もっと詳しく知りたい」「プラグインの情報をたくさん手に入れたい!」という方には、下記の無料リストもおすすめしています。プラグイン名・メーカー・概要・価格などがスプレッドシートにまとまっているので、費用比較の際にも使いやすい資料になっています。今回の記事と併せてご活用くださいね。

kintoneプラグインリストプレゼント | ペパコミ株式会社
https://pepacomi.com/plugin-list

https://bansonavi.com/less-introducing-kintone-plug-ins-cost/
https://pepacomi.com/achademy/user-introducing-kintone-plug-ins-cost/
伴走ナビ管理人
サイボウズパートナーのペパコミ株式会社で年間100社以上のkintone構築と伴走サポートの案件に携わり、kintoneだけでなくプラグイン設定も数多く経験。システム機能だけではなく、社内業務コンサルとしての目線で中小企業のDX化を推進しています。
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