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kintoneと類似するサービスを比較!機能や価格の面での違いを徹底検証

比較

kintone(キントーン)のようにプログラムコードをかけなくても、ドラッグアンドドロップでシステムを作ることができるツールも増えてきました。

会社の業務を効率化するためのビジネスツールの選択は難しいと感じていませんか?適切なツール選びは、業務の効率化と成長の鍵です。この記事では、以下のような情報を解説します。

  • kintoneなどのサービスのメリットとデメリット
  • 機能性、コストパフォーマンス、セキュリティ、拡張性、カスタマーサポートのバランス
  • 自社に最適なサービス選びのポイント

記事を読むことで、自社のニーズに合ったビジネスツールを選択することができるでしょう。ツールの活用次第で生産性向上をする上でも大きな力になるはずです。

kintoneと類似しているサービス7選

ビジネス効率化に不可欠なツールとして、Webデータベースサービスのkintoneがあります。しかし、kintoneだけではなく、PigeonCloudやPleasanterのような他の選択肢も存在します。これらもデータ管理や業務プロセスの最適化に寄与します。

ただし、サービスを選定する際は、価格や機能の違いを慎重に考慮することが大切です。自社の要望に応じたサービスを選ぶことが、業務の効率化につながります。具体例については、次で詳しく見ていきましょう。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloudは、企業の情報をWEBデータベース化し、業務効率化を実現するクラウドベースのサービスです。専門知識が不要で、誰でも簡単に利用できるのが特徴。データベース化、情報共有、検索・集計・分析など多様な機能を提供し、スマートフォンやタブレットでも使用できます。

kintoneと比較して、PigeonCloudは直感的な管理画面とマルチデバイス対応が特徴です。様々なデータフォーマットに対応し、充実したサポートを提供します。これにより、kintoneの有料プラグイン機能が無料で利用できる点が強み。シンプルな操作性と幅広いデータ対応を求める企業に適しています。一方、kintoneは機能の豊富さとカスタマイズ性で優れています。

プリザンター

プリザンターは、OSSのノーコード・ローコード開発ツールで、業務アプリの簡単な作成が可能です。マウス操作のみで業務ニーズに合わせたアプリを作成でき、複雑な要件も少ないコードで実現可能な拡張性を持っています。完全無料で利用でき、充実したサポート体制が整っています。

kintoneと比較して、プリザンターは無料で全機能を利用できる点が大きな違いです。OSSとして開発され、制限なく利用可能です。一方、kintoneは機能豊富でカスタマイズ性に優れていますが、全機能利用には追加料金がかかることがあります。プリザンターはコストを抑えたい企業や無料で高機能なツールを求めるユーザーに適しています。

Microsoft Power Apps

Microsoft Power Appsは、技術や開発経験が不要で、モバイルアプリやWebアプリの開発が簡単なプラットフォームです。テンプレートやドラッグアンドドロップ機能を使い、コードなしで迅速にアプリを作成できます。500以上のコネクタで様々なデータソースと連携し、Microsoft Dataverseを活用してデータスキーマを構築できます。

kintoneと比較して、Power AppsはMicrosoft 365との連携が容易で、Microsoft製品との連携が強みです。Power Automateとの連携で業務フローの自動化が可能です。一方、kintoneは日本発のノーコード・ローコードツールで、直感的な操作性とカスタマイズの容易さが特徴です。Power AppsはMicrosoft 365を活用する企業に適し、kintoneは操作性とカスタマイズ性を重視する企業に最適です。

Saaske Works

Saaske Worksは、ノーコードWEBアプリ作成ツールで、プログラミング知識が不要な点が特徴です。低価格で、自社に合わせたオリジナル業務アプリの作成が可能で、多彩な機能を提供します。

kintoneと比較して、Saaske Worksは特に低価格で提供され、小規模な企業やチームに適しています。直感的な操作性でデータベースの作成・管理が簡単です。一方、kintoneは機能の豊富さと導入実績が強みで、幅広い業務に対応する多様な機能を提供します。Saaske Worksはコストを重視する企業に、kintoneは機能の豊富さを求める企業に適しています。

Zoho Creator

Zoho Creatorは、ローコードアプリケーション開発プラットフォームで、ドラッグ&ドロップインターフェースを使って簡単にWebやモバイルアプリを構築できます。コーディング経験が少ないユーザーにも使いやすく、AIを活用したデータ分析や複数のデータソースとの連携が可能です。

kintoneと比較すると、Zoho CreatorはAI機能やデータ分析に強みがあり、Zohoの他のツールとの統合が容易です。一方、kintoneは日本市場に特化し、直感的な操作性とカスタマイズの容易さが特徴です。Zoho CreatorはAI機能やデータ分析を重視する企業に適し、kintoneは操作性とカスタマイズ性を求める企業に最適です。

Airtable

Airtableは、スプレッドシート形式でデータを管理しながらデータベースの機能を活用できるローコードプラットフォームです。直感的な操作でカスタムアプリケーションを作成し、多様なビューでデータを視覚的に整理できます。外部サービスとの連携も可能で、ビジネスプロセスの自動化に対応しています。

kintoneと比較して、Airtableはビジュアルビューの作成と外部サービスとの連携に強みがあります。看板ビューやガントチャートなどを簡単に作成できます。一方、kintoneは日本市場に特化し、操作性とカスタマイズの容易さが特徴です。Airtableはビジュアルビューと外部連携を重視する企業に、kintoneは操作性とカスタマイズ性を求める企業に適しています。

kintoneは優れているのかを徹底比較

業務効率化を目指すあなたにとって、適切なツール選びは大切な決断です。kintoneの多機能性、Airtableのビジュアルビュー、Zoho Creatorのデータ収集能力、これらのサービスの中でどれがあなたのビジネスニーズに最も合致するでしょうか?ニーズに合わせてサービスを選ぶことで、業務の質を向上させる新たな一歩を踏み出してみませんか?

価格面で最も優れているサービス

ビジネスにおいてコストパフォーマンスは重要です。

kintoneは、プログラミング知識がなくても高機能なシステムを構築でき、料金プランはライトコースとスタンダードコースの2種類から選べます。ライトコースは月額780円(税抜)、スタンダードコースは月額1,500円(税抜)で、豊富な機能と容量を提供します。

特にスタンダードコースでは、API・javascript・プラグイン・Webhookの利用が可能で、外部サービスとの連携やカスタマイズが行えます。これにより、kintoneを最大限に活用でき、コストパフォーマンスが高まります。30日間の無料お試し期間もあり、気軽に体験できるのも魅力です。

機能面で最も優れているサービス

kintoneは、プログラミング知識がなくても高機能なシステムを構築できる点で優れています。
API、javascript、プラグイン、Webhookの利用が可能でこれらを利用することによりkintoneを使用する業務を拡張することが可能となります。
kintoneだけではなく、外部サービスとの連携やカスタマイズを行うことで一複雑なフローや専門的な分野においてはその業務に特化したシステムを利用し、連携してkintoneに情報を集約させるような利用方法もあります。kintoneは100種以上のサンプルアプリが用意されており、自由自在に高機能なアプリを作成できます。

セキュリティー面で最も安心なサービス

kintoneは顧客の情報資産を保護するために、多様なセキュリティ対策を実施しています。

これには、IPアドレス制限、端末の接続制限、2要素認証、操作権限の細かい設定、データセンターの2拠点設置、ヒューマンエラー対策、外部機関による評価などが含まれます。これらの対策により、情報漏えいやサイバー攻撃からデータを守り、安全な利用環境を提供しています。

特に、IPアドレス制限と2要素認証はセキュリティ強化に効果的です。また、サイボウズ社が運営するkintoneは、ISO/IEC27001やISO/IEC27017の認証を取得しており、その安全性は高く評価されています。

拡張性に優れているサービス

ノーコードで直感的にアプリを作成できるこのプラットフォームは、業務改善に大きく貢献します。100種類以上のアプリのサンプルが搭載されており、自社の要望に合わせたカスタマイズが可能です。

外部サービスとの連携機能も充実しており、既存の業務システムとの統合が容易です。営業部門での日報、案件管理、タスク管理、交通費申請など、多岐にわたる業務アプリケーションの構築が簡単にできます。セキュリティ対策機能の充実もあり、組織全体で安心して使用できるのも大きな利点です。

これらの特徴により、kintoneは多様なビジネスニーズに柔軟に対応できるサービスとして高く評価されています。

カスタマーサービスが充実しているサービス

カスタマーサービスが充実しているサービスは、顧客のニーズに迅速かつ効果的に対応し、高い顧客満足度を実現します。そのためには、24時間対応のヘルプデスク、多言語サポート、専門知識を持つスタッフによる質の高いアドバイス、迅速な問題解決、ユーザーフレンドリーなFAQやチュートリアルの提供が重要です。

また、顧客のフィードバックを積極的に受け入れ、サービス改善に反映させることも大切です。これらの要素は、顧客の信頼を築き、長期的な関係を構築する上で不可欠です。

kintoneは全ての面においてバランスの取れたサービス

ビジネスの成功には、機能性、コストパフォーマンス、セキュリティ、拡張性、カスタマーサポートといった多角的な要素が必要です。kintoneは、これら全てをバランスよく兼ね備えています。

直感的な操作で高機能なシステムを構築し、手頃な価格で豊富な機能を提供します。信頼性の高いセキュリティ対策、自由度の高いカスタマイズ、充実したカスタマーサポートが特徴です。

kintoneを選択するメリット/デメリット

ビジネスツールとしてkintoneを選ぶ際、その真の価値とは何でしょうか?機能性、コスト、セキュリティー、拡張性、サポート面でのメリットを享受できる一方で、どのようなデメリットが潜んでいるのでしょうか?あなたのビジネスにとって、kintoneは本当に最適な選択肢なのでしょうか?

メリット①:プラグインで簡単に機能を追加できる

kintoneでは、プラグインを使用して簡単に機能を追加できるのが大きなメリットです。プラグインを利用することで、カスタムアプリケーションの開発が容易になり、特定のニーズに合わせた機能拡張が可能です。

データ処理、ビジュアル表示、外部サービスとの連携など、多様な機能を追加できます。これにより、ユーザーは自社のビジネスプロセスに合わせてカスタマイズが行え、業務効率が向上します。技術的な知識が少ないユーザーでも利用しやすく、kintoneの柔軟性とユーザーフレンドリーさが強化されます。

メリット②:自社で作れない場合でも外注で依頼できる

kintoneでは、自社でアプリ開発のスキルやリソースが不足している場合でも、外部の専門家に開発を依頼できるのが大きなメリットです。多くの開発パートナーがkintoneのカスタマイズやアプリ開発をサポートし、特定のビジネスニーズに合わせたソリューションを提供します。

内部リソースに制約がある企業でも、必要な機能を迅速に導入できます。外注による開発は、専門的な知識や経験を持つプロフェッショナルにより、高品質な成果物が期待でき、ビジネスの効率化と成長を支援します。

伴走ナビではあなたの希望を叶えられるkintoneアプリを開発できます!ぜひ一度ご相談ください。

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デメリット①:全ての機能を利用するためには料金がかかる

kintoneを利用する際、全ての機能を使うためには追加料金が必要です。基本機能は提供されますが、特定の高度な機能やカスタマイズオプションを利用する場合、追加の費用がかかります。

例えば、カンバン方式やガントチャートなどの特定ビュー、高度なデータ処理機能がこれに該当します。予算に制約がある企業やコストを抑えたい場合は、必要な機能を慎重に選ぶ必要があります。多くの機能を利用するほど、総コストが増加するため、コストとニーズのバランスを事前に検討することが大切です。

デメリット②:インターネット環境が必須

kintoneを利用する上でのデメリットとして、インターネット環境が必須である点が挙げられます。クラウドベースのプラットフォームであるkintoneは、全機能を活用するために常時インターネット接続を要求します。

これは、オフライン環境ではアプリの使用やデータ更新が不可能であることを意味し、特にインターネット接続が不安定な場所やリモートエリアでの作業には大きな制約となります。業務の連続性やアクセスの利便性に影響を及ぼすため、kintone導入の際にはこのインターネット依存性を考慮する必要があります。

自社に最も適したサービスを見つけよう!

ビジネスの成功には、自社に合ったツール選びが欠かせません。市場には多様なサービスがあり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

例えば、kintoneのようなプラットフォームは機能性、コストパフォーマンス、セキュリティ、拡張性、カスタマーサポートのバランスが良いですが、インターネット依存性や追加料金の問題もあります。

自社のニーズ、予算、業務特性を総合的に考慮し、最適なサービスを選択することが、効率的な業務運営と成長の鍵です。自社に最適なサービスを見つけ、ビジネスをさらに発展させましょう。

伴走ナビ管理人
サイボウズパートナーのペパコミ株式会社で年間100社以上のkintone構築と伴走サポートの案件に携わり、kintoneだけでなくプラグイン設定も数多く経験。システム機能だけではなく、社内業務コンサルとしての目線で中小企業のDX化を推進しています。
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