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kintoneを導入するときに頼りになるITベンダーの特徴

信頼できるITベンダーとは

誰でも簡単にノーコードでアプリを構築できるkintone。
「ITやシステムのプロであるITベンダー(以下ベンダーと書きます)に依頼すれば、さらに早く簡単で完璧なシステムを構築できるはず。それにkintoneなら昔より低予算で開発できるみたいだし、、。」
これはとても自然な考えです。大手企業のようにシステム専門部署を持たず、日々の業務で手一杯の個人や中小企業であればなおのこと。
ただ、問題はどのベンダーに依頼をするかです。

  • 有名な大手に頼めば間違いないだろう
  • 以前から付き合いのあるシステム会社に頼んでみよう
  • 知り合いがIT関連の会社やってるって言ってたから相談してみよう

というように選ぶ方法や基準は様々だと思います。でもこのベンダー選び、実際はkintone導入が成功するか失敗するかを左右するとても重要な要素となります
今回は信頼し合って取り組んでいけるベンダーの特徴と、そんなベンダーとやっていくために依頼者側がやるべきことをご紹介します。

(前提)どの程度kintoneが得意(専門)なベンダーなのかを情報収集をする

基本ではありますが、ホームページやSNSで、kintone構築についてどのような姿勢で取り組んでいるのか、実績があるのかを確認したり実際に問い合わせしたりしましょう。
お客様を思って真剣に取り組むベンダーほど、kintoneに関する情報発信が多い傾向にあるはずです。

kintoneは、ベンダーだけが頑張るのではなく利用者も頑張らないと失敗しますよ、というメッセージが必要だからです。
逆に、kintoneを専門としていないで簡単に考えてそうなベンダーは要注意です。
「kintoneもできますよ」「kintoneならノーコードなので簡単です」「従来のシステム開発に比べれば安くあがりますよ」「javascriptでカスタマイズもいろいろできますよ」etc..

kintoneは利用者側が育てていくツールです。その為、従来の【作る人=ベンダー】【使う人=利用者】がはっきり分かれているシステム開発とは大きく異なります。
『伴走』という言葉がだいぶ浸透してきましたが、一緒に作り上げていくという姿勢ではなく、従来の価値観のまま開発を請け負うベンダーには注意しましょう。

信頼できるベンダーの特徴

話を聴いてくれる=課題をあぶり出す質問ができる

話をよく聞いてくれる(=聞くだけ)ベンダーはたくさんあります。※話もろくに聞いてくれないのは論外です。

大切なのは話を”聴いてくれる”かどうかです。ベンダーに相談をする段階で、業務の課題を整理できている会社は実は少ないです。既存のシステムに代わるものをkintoneで構築したい、だとか、今やっている業務をデジタル化する目的でkintoneを活用したい、などを目的に相談することが多いと思います。

ここで、会社や現場の目線、経営者の目線なども意識して話を聴き、本当の業務課題を気付かせてくれるような質問を投げかけてくれるベンダーは信用できる可能性が高いです。

できるだけシンプルなシステム構築を提案してくれる

kintoneはプラグインを使用したりjavascriptでプログラミングしたりすることで様々なカスタマイズが可能です。
開発のプロであるベンダーが得意とするのは、むしろこのようなカスタマイズ開発の方かもしれません。
しかし、会社にジャストフィットするようなカスタマイズを提案するベンダーよりも、標準機能や既存サービスで解決できる方法を提案してくれるベンダーの方が親切です。

kintoneは自分たちの手で改修していけるのが大きなメリットです。改修したい時にベンダーじゃないと触れないのでは、結局お金も時間もかかってしまいます。
「開発」よりも「運用」を意識してくれるベンダーを選びましょう

kintoneで解決することとそうでないことを明確にできる

これには2つの意味があります。

①機能的にkintoneで解決できるかどうかを判断できること
②kintoneで解決すべき課題かどうかを一緒に考えアドバイスできること

どちらもkintoneのメリット・デメリットを熟知しているベンダーでないと難しいことです。
特に②については会社の規模、予算、ITリテラシーなどによって答えが異なります。
目先の利益ではなく、顧客となる会社の利益を考えてくれるベンダーに出会うことができたら良いですね。

kintoneの教育や導入後のサポートを大切にしている

従来のシステム開発では重要視されてこなかった点ですが、教育はkintone導入には非常に大切なことになります。
ベンダー側にとっても、依頼者側にとっても、成果が見えにくいうえにリソースが必要なので敬遠されがちなのが教育や体制づくりです。
この重要性がわかっているベンダーは、本気でkintone導入を成功させようとしている姿勢がみえます。

どんな便利なツールができても、必要なところで必要な人たちが使えてこそです。導入だけをゴールにしているベンダーではkintoneを定着させることは難しいです。

ベンダーに力を100%発揮してもらうためには

ここまで良いベンダーの特徴を挙げてきましたが、基本的にはどのベンダーも誇りをもって仕事をするプロ集団です。
その力を100%発揮してもらうには依頼者側にもやるべきことがあります。いくら優秀なベンダーを見つけても、顧客は神様なんでしょ?という姿勢でただ丸投げするだけでは十分な成果は得られないでしょう。
kintoneを導入して業務のデジタル化や効率化をする時、ベンダーはあくまでも伴走者だという意識でいる方が良いです。

業務を把握しているのも、実際に業務を行っているのもベンダーではありません。ここを履き違えて舵と責任をベンダーに委ねてしまうと、結局は失敗し自分たちが苦労することなります。

業務の棚卸し、理想としているゴール、データ化、業務フローの整理など、本来はすべて依頼者側の仕事だということを忘れないようにしましょう。

このあたりをきちんとベンダーに伝えることができ、課題を共有し、一緒に取り組む姿勢があれば、ベンダーもそれ以上の熱意で答えてくれるはずです。
逆にすべてを丸投げしてしまえば、その分コストも高くなるし、無知や無関心が伝わると足元を見られてしまうリスクもあります

(おまけ)私が出会ったいまいちなベンダーの特徴

5年ほど前になりますが、以前勤めていた会社でのkintone導入案件時、典型的ないまいちベンダーさんに遭遇しました。

現在はこんなベンダーさんは少なくなったと思いますが、ご参考までにご紹介します。

kintoneの説明をしない

コストが安くすむからkintoneというものを使って開発するという話だったので、kintoneって何なのか?何ができるのか?サンプルみたいなものは見れないのか?と質問しても説明をしてくれませんでした。
kintoneのカタログ資料すら案内してくれず、結局自分たちでkintoneのホームページを確認しました。今でも何故教えてくれなかったのか疑問です。

やたらと「要件定義」を連呼し、相談に乗ってくれない

要件定義をガチガチにしないと一歩も案件に取り掛かれない、という一点ばりでした。「御社業務のことは説明されてもわからないから」「とにかく要件さえ言ってくれればそのとおり作れますから」、という感じ。
ある日の打合せでは、「ウチも忙しいので御社内で要件を詰めてから呼んでください」と帰ってしまいました。

質問の返答がお金の話になる

ベンダーとの関係が、どんなシステムにしていくか相談しながら決めるという感じではありませんでした。こんな風にしたい、に対して運用に沿った解決案は提示されず、kintoneのカスタマイズ開発や予算的な解決案が提示されてしまいました

どこまでkintoneでできてどこからカスタマイズ開発になるのかわからない状況で、発言したことがすぐにお金に換算されるやりとりでした。
「そのお話は当初の概要要件には入っていなかったので、別途料金がかかります」
「その機能を追加となりますと最初の予算内では難しい」など。。

マウンティングがすごい

ベンダーが、説明をしない、相談は受けない、専門用語を使う、予算を積み上げる、、という強気な姿勢を続けることで、ITリテラシーがあまり高くない上司たちは、次第に黙っていきました。

あのままいったら、とりあえずの適当なシステムができあがり、運用を始めてから細かな改修がどこまでも続いていく、ということになったかもしれません。

、、この顛末はまた別のテーマでご紹介できたらと思います。

まとめ

本来ベンダーと依頼者は共に協力しあう関係です。しかし、いつの間にか敵対関係になったり上下関係になったりしてしまうことがあります。
それでは良い結果に結びつかないですし、結果までの過程もストレスフルなものになってしまいます。

良いベンダーと組んでkintone導入を成功させるためには、依頼者側も真剣に自分たちの業務に向き合い、やるべきことをやり、kintoneを好きになることがいちばんだと思います。

そのうえで、今回ご紹介した頼りになるベンダーの特徴を参考にしていただけたらと思います。

さがわ
中小/個人事業者の業務効率化・デジタル化のためのIT活用サポートをしています。様々な業種や幅広いニーズに柔軟に対応できるkintoneを得意としていますが、web制作から日々の相談ごとまで、”近くにいてくれて心強い”と感じていただける存在を目指しています。
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