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DX人材になるにはどんなスキルが必要?求められるマインドセットや課題も紹介

DX人材

デジタルトランスフォーメーション(DX)は、ビジネス環境が目まぐるしく変化する現代において欠かせません。

とはいえ、DX化を実現するためには戦略・施策の策定から商品・サービスのデザインや構築、会社への波及などを推し進められる人材が求められます。

そして、DX人材はそう多くはありません。供給が需要を下回っている状況です。

そこでこの記事では、DX人材になるにはどうすればいいのかについて解説します。求められるスキルやマインドセットについて触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

DX人材とは?

そもそもDX人材とは、デジタルトランスフォーメーションを推進し、企業のデジタル化を実現するために必要な人材のことを指します。

主なDX人材

  • プロデューサー
  • DXマネージャー
  • エンジニア
  • データサイエンティスト
  • アーキテクト
  • UI・UXデザイナー

DX人材は、テクノロジーについての深い理解だけでなく、ビジネスプロセスの革新を行う能力を持っています。

DX支援人材における現場の現状

現代のビジネス環境では、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関わる人材の重要性が増しています。

ではDX支援人材における現場の状況について深掘りしていきましょう。

DX支援人材の9割以上が悩みを抱えている

伴走ナビの調査では、業務システムの導入支援をするにあたって、90%以上の方が何らかの悩み・課題を感じていることが判明しました。

DX支援をする人材になった後には、コミュニケーションや知見・ノウハウなどさまざまな問題が発生すると予想されます。

さまざまな企業がある中で、最善の手が打てる人材が重宝されるでしょう。

具体的に抱えている悩み

伴走ナビの調査では、DX人材が実際に抱えている悩みとして、コミュニケーション面が多いと判明しました。

知識をわかりやすく伝えられない

イメージを持たせられない

提案が上手くできない

上記のように伝えることに対して難しさを感じており、実際に躓いているとわかります。

DX人材が導入支援で苦戦していることとは?

DX人材がシステムの導入支援で苦戦する課題は多岐にわたります。

伴走ナビが調査を行った結果、導入後の運用サポート、営業活動、顧客とのコミュニケーションが特に大きな課題として挙げられました。

これらの問題点と改善するための戦略を詳細に掘り下げ、DX人材が効果的に導入支援を行うためのアプローチが必要といえます。

優秀なDX人材になるために必要な5つのスキル

DX化を推し進められる優秀な人材になるためには、大きく5つのスキルが求められます。

  1. プロジェクトマネジメント
  2. ITの基礎知識
  3. データサイエンス
  4. UI/UX
  5. 企画力と提案力

それぞれのスキルに関する詳細について深掘りしていきましょう。

プロジェクトマネジメントスキル

DXにおけるプロジェクトマネジメントスキルは、計画からチーム統率、リソース管理まで多岐にわたります。

これらのスキルがプロジェクトの成功に直結するため、DX人材にはこのスキルを習得することが求められます。

このスキルを習得することによって、目標の達成と組織の変革を実現することができます。

IT領域の基礎知識

DX人材には、IT領域の基礎知識が必要となります。

具体的には、システム開発の基礎、クラウド技術、データ分析の理解が求められます。

DXの世界で活躍するためには、IT技術の本質をつかみ、それを実践的なビジネス戦略に応用する能力が求められます。

実務経験を積むことはもちろん、最新のトレンドを学ぶことも重要です。

データサイエンスの知識

DX化を進めるにあたって、デジタルデータや情報の管理や処理能力も欠かせません。それがデータサイエンスの知識にあたります。

例えば、データに対する正しい考察を立てられる確率・統計、微分積分、行列といったデータ分析の知識はまず求められます。

データの加工や解析に必要なアルゴリズムの知識、そしてデータを事業に活用するための知識も必要になるでしょう。

データサイエンスの知識がなければ、DX化はできません。

システムやサービスのUI・UXに関する知識

DX人材には、システムやサービスのUI(ユーザーインターフェース)およびUX(ユーザーエクスペリエンス)に関する知識が必要です。

例えば、UIなら「1つの入力によって次に項目も自動入力される」「プルダウンメニューを用いて入力の負担を軽減する」といった工夫で利便性を大きく向上させられます。管理画面の見やすさにつながるUXの知見も必要です。

これらは、ユーザーが快適に操作するためのデジタル環境を構築するためには欠かせません。

先ほど挙げたUI・UXデザイナーはこうした知識を持った人材にあたります。

施策の企画力・提案力

DXの成功には、施策の企画力と提案力が必要です。

そもそも、会社全体に浸透させなければDX化は成し遂げられません。

また、市場のニーズに迅速に対応し、効果的な解決策を提案する能力は、DX推進において中核的な役割を果たします。 

DXの成果を最大化するためには、戦略的な思考と決断力のある提案が鍵となります。

優秀なDX人材が備えているマインドセット

DX人材にはスキルだけでなく、マインドセットも重要です。

ここからは、特に重要な要素として、以下4つのマインドセットについて紹介します。

  1. 主体性・好奇心
  2. 課題設定力
  3. 課題解決力・やり切る力
  4. 巻き込み力

DX人材がこれらのマインドセットを磨くことは、企業のデジタル変革を成功に導くための鍵となります。

主体性・好奇心

DX人材には、主体性と好奇心が求められます。

DX人材が主体的に動かなければ、会社全体を変革することはできません。

  • この現状を何とかして打破したいと考える
  • 目の前にある課題に対して、行動を起こして解決しようとする
  • 新しいアイデアを提案する

こうした主体性がなければ、会社全体を引っ張っていくことは不可能でしょう。

課題設定力

DXにおいて成功するためには、明確な課題設定力が求められます。

DX化は、何も問題なく進行できるものではありません。実際に、先ほど紹介した調査では、90%以上の人が何らかの原因で躓いていることが明らかとなりました。

そこでまず、現状の問題に対してどこが課題となっているのかを定められなければ、解決もできません。

具体的で実現可能な目標を設定することで、業務システム導入の課題を効率的に解決できます。

課題解決力・やり切る力

DXプロジェクトでは、課題解決力とプロジェクトを完遂する力も必要です。

IoTやAI、クラウドなど、最新技術やデータを用いたプロジェクトとなるため、経営層が十分に理解し切れていないケースも珍しくありません。

そこでDX人材がプロジェクトをやり切る力がなければ、不安になる上に失敗につながるでしょう。

これらのスキルは、複雑な問題に対処し、業務システム導入を成功に導くために重要です。

巻き込み力

DXを推進するためには外部の優秀な人材をプロジェクトに巻き込む力が求められます。

DX化は、一人の人材で完結できるものではありません。

  • プロデューサー
  • DXマネージャー
  • エンジニア
  • データサイエンティスト
  • アーキテクト
  • UI・UXデザイナー

上記の人材はもちろん、社内全体の協力が必要です。

リーダーシップを発揮して巻き込んでいく能力がなければ、チームや組織全体が一つの目標に向かって進んでいくことは難しいでしょう。

DX導入支援の活躍人材に必要なこととは?

デジタル化の波が高まる現代社会において、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する人材の重要性が増しています。

伴走ナビの調査では、スキルやマインドセットの他にDX化の成功事例や最新情報など、説得力を持たせられる情報が欲しいという声がありました。

DX人材として常に最新情報を収集しながら、成功事例を作っていくことが大切だとわかります。

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まとめ:優秀なDX人材になるにはスキルやマインドセットが重要

DX化を成功させるには、実現に必要なスキルとそれらを実行していくマインドセットが大切だとわかりました。

必要な5つのスキル

  1. プロジェクトマネジメント
  2. ITの基礎知識
  3. データサイエンス
  4. UI/UX
  5. 企画力と提案力

必要な4つのマインドセット

  1. 主体性・好奇心
  2. 課題設定力
  3. 課題解決力・やり切る力
  4. 巻き込み力

必要なスキルとマインドセットを身につけて、DX化を推進させられる優秀な人材になりましょう。

伴走ナビ管理人
サイボウズパートナーのペパコミ株式会社で年間100社以上のkintone構築と伴走サポートの案件に携わり、kintoneだけでなくプラグイン設定も数多く経験。システム機能だけではなく、社内業務コンサルとしての目線で中小企業のDX化を推進しています。
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