kintoneはDXに使える?|活用法を成功事例10選とともに紹介
コロナ禍をきっかけに、デジタル化が活発になり、社会に大きな変化をもたらしました。
そして、その変化に対応した新しいサービスが次々と誕生しています。
このような変化のある世の中で、顧客のニーズに合わせるために、注目されているのがDXです。
また、DXを推進するにあたって「2025年までにデジタル化に取り組まなければ、2025〜2030年の間に莫大な経済損失を被る(2025年の壁)」といわれています。
一方で、今後取り組まなければならないと思いつつも、
・「DXにはどんなツールが使えるの?」
・「DXはどのように推進すればいいの?」
・「具体的な成功事例が知りたい!」
という方も多いのではないでしょうか?
本記事では、kintoneをどのように活用することでDXを推進していくことができるのかを、成功事例も交えながら解説していきます。DXの推進は、環境の変化に適応しつつ、新しい価値提供ができることができるため、本記事を参考にし、DXを実現させてみてください。
🔳この記事でわかること
・DXについて
・DXとIT化の違い
・DXの活用した成功例
🔳こんな人におすすめです
・DXの手段を知りたい
・kintoneを活用しDXをしたい
・環境の変化に適応させる企業にしたい
目次
DXとは?|DXとIT化の違いについて
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略ですが、そもそもどういったことを指しているのでしょうか?
このパートでは、
・DXの基本的な知識
・DXとIT化の違い
についてわかりやすく解説します。
DXってなに?という方はまずこのパートで概要をつかんでくださいね!
そもそもDXってなに?
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略であり、直訳すると「デジタル変革」という意味を指します。
簡単に説明すると「データやデジタル技術を活用して、社会・社内・顧客に新たな価値を提供すること」です。
つまり、単にデジタル技術を活用するだけではなく「新しい価値を提供する≒変革を起こす」ことがゴールであることがポイントとなります。
ちなみに経産省が定めた定義によると、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズをもとに、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」と定義されています。
IT化との違いは?
ここで混同してしまいがちなのが「IT化」です。IT化とは「業務効率化を目的として、コンピューターやデータ通信に関する情報技術(IT)を取り入れること」であり、単純にシステムを導入することです。
改めてDXとIT化の違いを確認すると、
- DX:データやデジタル技術を活用して新たな価値を提供すること
- IT化:システムを取り入れて業務を効率化すること
このように、 DXは新しい価値を提供するという「ゴール(目的)」であって、IT化はそのための「手段」であると理解できると思います。
多くの人が、「システムを利用して効率や生産性の向上させることをDX」と勘違いしてしまいがちですが、その先にあるゴールを定め、取り組んでいくことが重要である点を理解する必要があるでしょう。
kintoneとは?
kintoneは、サイボウズが提供するクラウド型の業務改善システムです。
様々なデータを集めて情報の一元管理をしたり、顧客・在庫の管理から経理・勤怠の処理までkintoneがあれば対応できます。
ノーコードツールと呼ばれるプログラミング不要なシステムなので、kintoneであれば業務のIT化もハードルが低く、各業務に合わせたカスタマイズが可能なのが特徴です。
kintoneに関するより詳細は解説はこちらの記事をぜひ参考にしてみてください!
kintoneがDX推進において果たす役割
DXを推進するためにも、前提として業務にシステムを導入(IT化)しなければ、そもそも実現することはできません。
kintoneは業務改善のシステムであるので、IT化およびDXの一部にkintoneを利用できます。つまり、kintoneはDXの推進において大きな役割を果たせるといえます。
では、ここからはkintoneをどのように活用できるのか、なぜDX推進にkintoneが向いているのかを解説していきます。
DX推進にkintoneが向いている理由
kintoneがなぜDX推進に向いているのかというと、前述のとおりkintone導入による効率化・生産性向上というIT化の側面と、DXの核であるデータの収集・蓄積ができるからです。
また、kintoneは柔軟性や拡張性も高いシステムとなっています。柔軟性が有効な理由として、ドラック&ドロップで必要な項目を選んで並べるだけで、アプリを制作できる点です。kintoneはノーコードツールであるため、システム開発に詳しくない人でも、簡単にアプリを制作(内製化)できるのが特徴です。
そのため現場に合った業務の改善も柔軟に可能となり、開発スピードを向上させる効果が期待できます。この性能により、DXに必要なデータ収集・蓄積に必要なIT化の問題を解消できるようになります。これらのことがkintoneはDX推進に向いているシステムといえる理由です。
DXにおけるkintoneの活用方法
DXを実現させるために必要な3ステップがあります。
① 自社の課題把握
② IT化による効率化
③ データの収集・活用による新たな価値の創造
上記の1〜3の手順がDXの実現に必要になります。それぞれについて解説していきましょう。
STEP.1 自社の課題把握
DXとは「データやデジタル技術を活用して新たな価値を提供すること」であるため、ゴールを決める作業である自社の課題把握が最も重要です。
ゴールを設定せずにやみくもにIT化するだけでは、新たな価値を生み出せないことはしっかりと認識しておくべきです。
例えば、「製造工程のムダなコストを削減し、浮いたコストでサービスの品質向上や新商品開発を実現する」というゴールを設定し、そのための課題として「材料や製品で廃棄されているものが多くムダになっている」「管理業務は手入力作業が多く時間のムダも多い」などを挙げていくといった流れです。
STEP.2 IT化による効率化
次のステップは作業のIT化による効率化です。多くの企業、特に中小企業ではデータの管理に紙やExcelを活用しているケースが見られ、データ入力や分析する際に時間がかかってしまう原因の1つとなっています。
これらのアナログ作業をIT化できないか?を考え、効率化する方法を探す必要があるのです。その点、kintoneを導入すると業務のIT化が可能であり、幅広い業務での効率化が実現できます。
例えば、材料や製品在庫、売上などはkintoneのアプリ上で紐づけて管理することが可能です。それぞれを別のシステムや紙で管理していた場合には、管理や集計に必要だった作業時間を大幅に削減できるでしょう。
STEP.3 データの収集・活用による新たな価値の創造
最後のステップは「データ収集とそのデータを活用して新たな価値を生み出す」です。IT化する前では見えてこなかった情報が見えてくるはずなので、それを活用することが重要となります。
kintoneではデータベースの機能によって、業務に関するデータ収集や蓄積ができます。
例えば、取り扱う商品の売上と在庫数をkintoneで管理を行ったとすると、データが入力されるたびに売上と在庫の関連性が蓄積されます。さらに、その蓄積されたデータは自動での集計や、グラフなどでわかりやすく視覚化することも可能です。
このようにして、収集したデータを分析する手間が大幅に削減され、整理したデータを活用しやすくなることで、新しい価値を創出することができるのです。
kintone×DX人材の育て方のポイント
kintoneを活用したDXを実現させるためには、社内の人材育成が必要不可欠です。そこでこのパートでは、
- DX人材に必要な思考とスキル
- kintoneを活用したDX人材を育てるには?
について解説します。DXを内製化していきたい方はぜひ参考にしてくださいね!
DX人材に必要な思考とスキル
DXを推進していく担当者や中心になる人物は誰でもいいという訳ではありません。
kintoneの活用に関わらずDX人材として必要とされる思考とスキルは下記の通りです。
🔳DX人材に求められる思考
・論理的思考:課題を体系的にとらえて解決に向けて考える力
・批判的思考:前提となる事実を明らかにしながら検討を進める力
・ゼロベース思考:思い込みや過去事例に縛られない発想を生む力
・多面的思考:事実の把握や課題解決に対して多角的に考えられる力
🔳DX人材に必要なスキル
・課題発見力:自社の問題やプロジェクト進行の妨げとなる課題を早期に発見する力
・データ分析力:課題解決に役立つデータの抽出や分析方法を選定できる力
・ITスキル:システム構築や設計において最低限必要となるIT知識
・マネジメント力:DX推進における各プロジェクトの管理や全体を指揮できる力
もちろんすべてが備わっているのが理想ですが、DX推進チームで補えるようにメンバーを選定するのもよいでしょう。
kintoneを活用したDX人材を育てるには?
kintoneは簡単に作れるノーコードツールとはいえ、システムを作っていくため基礎的な勉強は必須です。また、よりkintoneの効果を高めるためには機能を熟知しているに越したことはありません。
そこで、スキルを学ぶ方法としては
・「kintone認定資格アソシエイト」を取得することを目指して勉強する
・kintone伴走サービスを活用して教育支援を受ける
の方法がおすすめです。
特にプロから教育支援を受けるのが教育時間や費用対効果からみても最終的にコスパが良くなると感じています。
教育支援の方法としてeラーニングなどもあるので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
kintoneを活用したDXの成功事例10選
kintoneがIT化の側面と情報収集・蓄積機能でDXの推進に大きく寄与するイメージは理解できたかと思います。
続いては、実際にkintoneを利用し、DXに成功させた事例を紹介していきます。成功事例を確認し、自社にどのように活用できるかを参考にしてみてください。
事例①|星野リゾート
星野リゾートでは、急遽始まったGo Toトラベルへの対応として、基幹システムと予約システムの中間的な位置づけとしてキャンセル料返還申請フォームをkintoneで作成。スピーディな対応が求められる中、kintoneの開発スピードを活かして実現しています。
また、宿泊者が大浴場の混雑状況を把握できるシステムの一部にもkintoneを活用し、顧客への新しい価値を提供した例といえます。
導入の際には社内のエンジニアとも、機能を併用しながらkintoneアプリで補完できるように構築し、内製化にも取り組まれています。
他にも、希望する部署にスタッフが立候補できるように社内公募制度をkintoneで作り、導入前はExcelやメール、電話などの煩雑だった作業をkintoneにて省略。このような社内への新しい価値の提供としても、結果が得られています。
競合に打ち勝つための「全社員IT人材化計画」を掲げて取り組んできた現在では、スタッフの多くがPCの前での仕事をしておらず、スキマ時間で完結できるワークフローの構築まで実現されています。
事例②|日清食品
日清食品にはkintone利用前に以下3つの業務問題がありました。
- 紙を回しての押印が進まず、決裁の滞りが発生していた
- 申請の進捗状況の把握が難しい
- 過去の書類の紛失、探す時間が手間
このような問題をkintone使用後に以下のように改善を実現しました。
- 電子化により承認スピード向上
- データ一元管理により、申請状況の把握、書類管理が容易に
- モバイルでの承認、在宅でも円滑に業務を実施可能に
kintoneにすることにより、ペーパーレス化をし、業務の生産性向上に繋げています。
また、デジタル化にすることによって、紙そのものの削減や捺印するという手間など、生産性の向上だけではなく、コスト面でもメリットがあります。
このように、導入以前では出社しなければ難しい業務も、kintoneのアプリで対応により、在宅からでも円滑に遂行できるというのは、社内に対して新しい価値提供できたDXの例といえます。
今では内製化がさらに進み、工場内の業務報告書などの回覧や開発部門のExcelによる進捗管理もkintoneに集約するなど、多くの部門でデータの収集や蓄積を行える体制を整えています。
事例③|東光建設株式会社(建設業)
出典:【kintone導入事例】東光建設株式会社様(業種:建設業) | ペパコミ株式会社
東光建設株式会社は、55年続く水道工事の実績を基盤として水道工事と建築一式工事の一括管理が強みの建設会社です。
同社ではExcelで日々の日報や請求管理を行っていました。しかし、日報・実績・請求をそれぞれExcel管理していたため、重複した内容の打ち込み発生が課題に感じていました。そこで、見積依頼、工事台帳、発注、業者日報、請求といった情報の一元管理を目的にkintoneを導入しています。
結果、これまで事務所でしかできなかったExcelへの入力が、現場や外出先など時間・場所問わずできるようになったことで作業時間が削減できました。また、スマホでkintoneアプリを使えるため、スケジュール確認や現場写真の登録など、目的以外の作業にも改善効果がみられています。
事例④|有限会社セブンプロジェクト(保険薬局経営)
出典:【kintone導入事例】有限会社セブンプロジェクト様(業種:保険薬局経営)
有限会社セブンプロジェクトは、保険薬局を複数店舗経営する女性スタッフ100%、創業42年の地元密着型の薬局です。
同社はプロジェクトや店舗間の情報共有を紙媒体メインで行っていたため、進捗管理や個人毎のタスク管理に課題を感じていました。店舗間のミーティングにはTeamsを利用していましたが、他の業務との兼ね合いからサービスに対する過不足も感じていたようです。
そこでカスタマイズ性の高いkintoneに刷新して改善を実施。これまで紙媒体に依存していた進捗管理や情報共有のプロセスが大幅に改善され、約2/3ものペーパレス化を実現しています。
また、プロジェクト進捗状況はガントチャートで確認できるようにカスタマイズ。社員全員がリアルタイムで把握できるようになり、チーム間のコミュニケーション促進にも役立ちました。kintone導入によって、社内全体の生産性とコミュニケーションが飛躍的に向上した成功事例です。
事例⑤|株式会社沖伸総業(建築塗装・リフォーム工事)
出典:【kintone導入事例】株式会社沖伸総業様(業種:建築塗装・防水・リフォーム工事)
株式会社沖伸総業は、建築塗装や防水工事などの小規模メンテナンスから新築工事まで幅広く手掛ける総合建設企業です。
同社は受注案件の原価管理や会計管理にExcelと会計ソフトを併用しており、そのため毎月数種類の転記作業が必要な状態でした。どうにか改善したいと悩んでいるときにペパコミのyoutube動画を見たことがきっかけでkintoneの導入を検討。ペパコミに同様の対応事例があったことと、将来的な自走をサポートを行っている点が決め手となりkintoneによる改善を実施しています。
実際にkintoneを導入した結果、これまで転記作業が必要だった内容を一元管理することができ、およそ月20時間もの作業時間を削減。また、現場からの報告書作成がスマートフォンで可能になり、リアルタイムでの原価管理も簡単になったとスタッフからも好評を得られた成功事例です。
事例⑥|株式会社静科(防音製品製造販売・施工)
出典:【kintone導入事例】株式会社静科様(業種:防音製品製造販売・施工)
株式会社静科は、特許技術の防音パネルを用いた防音製品の販売・施工を行う会社です。同社ではすでにkintoneを導入していたもののExcelと併用で一元管理できていない状態でした。また、情報の引き継ぎがうまく仕組化されておらず、特に営業部門は属人化も課題になっていました。
そこで、案件管理に係わる業務をkintoneでまとめて運用することで改善を図りました。見積もり・工程・活動履歴がしっかりと把握できる仕組みに変更。結果として、案件数・工程数・売上のタイムリーな確認が実現しました。また、情報の把握がスムーズになったことで、属人化の防止やコミュニケーション量の増加につながっています。
業務の効率化が進んだことにより、一日にできる仕事量や仕事そのものの質が改善を実感できた事例の1つです。
事例⑦|神奈川県室内装飾事業協同組合(建設業組合)
出典:【kintone導入事例】神奈川県室内装飾事業協同組合様(業種:建設業組合) | ペパコミ株式会社
神奈川県室内装飾事業協同組合は、ビル・施設・住宅などの内装関連工事を優れた技術で行っている神奈川県内の事業者団体です。
同組合は防火壁装ラベルの受発給業務を紙と郵送ベースで行っていました。アナログな作業のため必要な転記作業や集計作業が大きな負担となっており、また10年間保管しなければならない申請書の保管にも困っていました。
そこでkintoneによるラベル受発給作業のデジタル化を実施。下図のとおり、kintoneに移行したことで作業が大幅に削減できました。
コスト削減と防災・減災対策の強化につながり、さらにはシステム化によって組合員のリテラシー向上した点もメリットです。
事例⑧|株式会社中村建設(保険・金融業)
出典:【kintone導入事例】株式会社中村建設様(業種:保険・金融業)
株式会社中村建設は、大阪に本社を構える足場事業から増改築リフォーム工事などを手がける建設業です。同社はすでにkintoneを導入していたものの活用しきれていない現状に課題を感じ、kintoneの有効活用を目的に弊社ペパコミにサポートの依頼をいただきました。
それぞれのアプリについては情報の入力・管理されている状態であったため、それらの情報が一つに集約されるようにテコ入れを実施。具体的には、顧客管理から各案件の売り上げ・活動履歴・勤怠から工具の貸し出しまで一元管理できる仕様に改善しています。これにより情報の一元管理ができたことで事務作業の20~30%削減を実現できました。
また、事務担当者にはkintone教育の支援も実施し、今後も自社内で改善がスムーズに進むように内製化の支援を実施しました。業務の改善だけではなく、社内の運用面まで改善が見られた事例になります。
事例⑨|内山電設株式会社(建設業)
出典:【kintone導入事例】内山電設株式会社様(業種:建設業)
内山電設株式会社は大口工事から小口工事、公共工事から民間工事まで幅広く請け負うことができる、電気工事をメインに行う住宅リフォーム会社です。
同社は、工事管理を紙ベースで行っておりましたが、その書類を紛失することもしばしばあったそうです。そのため同じ内容の書類を何度も作成しなくてはならないため作業負荷も多く、情報管理の面でも課題に感じていました。
そこで、紙ベースから脱却を目的にkintoneでの運用に変更。kintoneで運用することにより、受注依然案件の内容・件数の把握が容易になり、仕事の流れ全体がスムーズになりました。また、工事原価入力時間の削減、完了工事に対して未請求の削減、書類回覧時間の削減、作業報告書・写真帳提出の向上など、業務に係わる具体的な効果も出た事例となっています。
事例⑩|株式会社カキプロ(総合保険代理業)
出典:【kintone導入事例】株式会社カキプロ様(業種:総合保険代理業)
株式会社カキプロは、全国の工務店の建設工事保険を特化して取り扱う損害保険代理店です。同社は、外注で作成したAccessの保守運用が社内でできておらず、また販売戦略の変化にシステムの変更が対応出来ない点に課題を感じていました。
そこで自社内で運用が可能かつ業務改善効果も望めるkintoneを導入し、案件の進捗や営業成績の管理に取り組みました。結果、顧客の管理から案件管理までを一元管理できる形での構築・運用を実現しています。
効果として、これまで属人的だった案件の進捗が可視化・共有しやすくなり、より業務が進めやすくなったと感じていただきました。また、契約管理や営業成績、予実管理まですべてをクラウドで実現できた、まさにDXといえる事例です。
kintoneを活用したDX化には伴走サービスの活用もおすすめ
kintoneは自社内で運用が可能なシステムではあるものの、詳細なカスタマイズを行うのには導入当初にはハードルが高いと感じるでしょう
そのようなとき、伴走サービスを活用するのがおすすめです。kintoneのプロが将来的な自社運用を見据えた形でサポートしてくれるサービスとなります。単なる外注ではなく、社内リソースの教育を検討している場合にはもってこいのサービスですよ。
もちろん伴走ナビでもkintoneの伴走サービスに関する相談を承っていますので、ぜひ一度ご相談ください!
まとめ|社内のDX推進にはkintone導入と適切な活用を
- DXとIT化の違い
- kintoneがDX推進において果たす役割
- kintoneを活用したDXの成功例
本記事では、DX化についてこのような内容で紹介していきました。実際に、DX推進は企業全体でも無視できない問題となっています。
2025年までに、デジタル化に取り組んでいなければ日本の企業は莫大な経済的損失を抱えることも、経済産業省も強く訴えています。
これらの課題には、IT化の側面とDX推進の核となるデータ収集と蓄積が可能なkintoneが大いに活用できます。
今後直面する社会的な課題に対し、自社としてどのように新しい価値を生み出していくのか、本記事に解説してきた内容を参考に取り組みを加速させていきましょう。
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