kintone伴走パートナーの必要性|DX事例集とともに解説
「kintoneを導入したもののほとんど活用できていない」
「kintone伴走パートナーってどんなサービスなの?」
最近kintoneを導入した企業や担当者にはこのような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
このような悩みを持つ人は、日々の業務改善のためにkintoneを導入したけれども、思い通りにアプリが作成できなかったり、プラグインを導入したのに上手く使えないなど、苦戦した経験をお持ちかと思います。
このままではいけないとは感じつつもどうしたらいいかわからず、kintoneに詳しい人がいれば「頼りたい、助けてほしい」と思っているのではないでしょうか?
そこでこの記事では、このような悩みを解決してくれるkintone伴走パートナーの必要性について、概要やメリット、伴走によってDXに成功した事例などを紹介していきます。
本記事を読むことで、自社の課題に合ったアプリの作成、運用を行うことができるでしょう。
ぜひ、伴走パートナーの必要性を理解し、DXの成功に繋げてみてください。
また、私たちぺパコミ株式会社はサイボウズ社のオフィシャルパートナーとしてkintone(キントーン)の初期構築や導入後のサポートなど、これまでの経験を活かしてお客様に最適な支援を行っています。
kintone(キントーン)を最大限に活用した業務課題の解決をお考えの場合は、ぜひ弊社へお問い合わせください。
この記事でわかること
- kintoneとDXについて
- kintone伴走サービスの概要とメリット
- kintone伴走DXの成功事例
こんな人におすすめの記事です
- 業務効率化やITツールの導入を検討している方
- 伴走サポートのメリットが知りたい方
目次
kintoneとDXについて
そもそもkintoneとDXは相性が良いのか気になりますよね。kintoneはDXの推進にどのような役割があるのかを簡潔に紹介していきます。
kintoneとは、業務に適したアプリを作成できるシステムです。情報の一元化することで、属人化を防ぎ、チームワークを向上させたりなど、業務の効率化に多く活用されています。
また、プログラミングが不要なノーコードツールであり、操作性も直感的でわかりやすいため、IT化を目指すうえで必要不可欠なシステムになっています。
続いてDXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略であり、データを活用し、社会や社内、顧客に対して新しい価値を提供することになります。
この「新しい価値を提供する」ために、必要なのがIT化によるデータの収集・蓄積です。
DX推進をするにあたって、2025年までにデジタル化していなければ「莫大な経済損失を被る」と経済産業省から発表されており、企業の成長のためには必要不可欠な取り組みといえます。
ここからは、kintoneとDXの相性についてです。
DXの説明にもあるように、DXに必要なのは「IT化によるデータの収集・蓄積」になります。そのIT化にとって、ノーコードツールであるkintoneは非常に適しているシステムと言えます。
kintoneは柔軟性と拡張性の高いシステムであり、様々な業務に適したアプリが作成できます。この業務に適したアプリにより、効率や生産性が向上し、IT化させることが可能です。
このようにkintoneによってDXの手段であるIT化の問題が解消されスムーズにDX推進を行えるため、kintoneとDXは相性が良いといえるのです。
【kintoneの基礎知識を知りたい方はこちらから】
【kintoneを活用したDX成功事例を知りたい方はこちらから】
なぜ伴走パートナーが必要なのか?|伴走サービスの概要とメリット
では、なぜ伴走パートナーが必要なのかを説明していきます。
伴走サービスの概要やメリットは以下2つの内容で紹介していきますね。
- 伴走サービスについて
- 伴走サービスを活用するメリット
kintoneを導入した方や導入を検討している方も、知っておいて損はないので、ぜひご覧ください。
伴走サービスについて
kintoneの伴走サービスとは「kintoneを熟知した業務改善のプロ(パートナー)が自社課題に合わせ、導入時の構築や運用について継続的なサポートをする」といったサービスのことです。
サービスの例として、業務改善コンサルティングや伴走開発、運用サポートなど、状況に適した業務改善をサポートしてくれます。
実際の伴走サービスの流れは以下の通りになります。
- 初回打ち合わせ(無料)
- 戦略検討・業務整理
- アプリ構成の検討
- アプリ作成
- フィードバック
このような流れでアプリ作成をすることにより、業務に合った柔軟なシステムを開発することができます。
新しいシステム導入では苦労する企業も多いので、このような伴走サービスがあると、とても助かりますよね。
伴走サービスを活用するメリット
伴走サービスのメリットとしては「継続的な支援」と「内製化が可能」の2点があります。
伴走サービスはITサービスを提供するシステム会社と比べ、サポートが充実しています。
先ほど説明した伴走サービスの流れですが、伴走サービスの場合、システムが完成した後も改善点が見つかれば修正し、さらに良いシステムになるようサポートすることができます。
一方で、システム会社の場合だと、基本的にはシステムを作成するだけで終わってしまい、フィードバックがありません。そのため、改善点が見つかるたびにシステム会社に依頼をかける必要があります。
また、kintoneは柔軟性のよいシステムであるため、慣れていけば内製化が可能になります。内製化できることで、コストの削減や、知識ノウハウの蓄積にもなり、将来の課題にも対応することが可能になります。
このようにkintoneの伴走サービスを活用するメリットは将来にも大きく影響があるといえるでしょう。
【kintoneの伴走サービスについて細かく知りたい方はこちらから】
kintone伴走DXの成功事例集3選
実際にkitone伴走サービスでDXをどのように成功させているのか気になりますよね。具体的なイメージをお持ちいただくために、成功事例を以下3つまとめてみました。
- 株式会社ルケオ|kintone導入からの支援
- 株式会社奥羽興産|使いこなせていない状況からの脱却
- 京葉ガス|社内教育で内製化を実現
それぞれの成功事例を1つずつ紹介していくので、参考にしてみてください。
成功事例① 株式会社ルケオ|kintone導入からの支援
当社はkintone導入前、業務の仕事は紙中心で行っていたようです。
そのため「過去の見積りを確認したい」「過去の仕様を確認したい」という時は、大量のファイルを抱えながら目的の書類を探すといった手間がありました。
これらの課題を解消するためのシステムを検討する中で、伴走パートナーの存在とそれを活用することで自社に専門家がいなくても対応できそうだ、という理由からkintone導入をきめました。
そして実際にkintone導入にあたって、当初から伴走パートナーのサポートを受けることで的確な課題を一覧化させることができました。
また、それらの課題に関しても、適切な優先順位を決めて業務改善に取り組み、見事にDXを成功させています。
現在では、作業時間の短縮などコストの削減も実現することができ、さらにはkintoneを全社に利用拡大しての業務改善が進んでいるとのことです。
成功事例② 株式会社奥羽興産|使いこなせていない状況からの脱却
当社は業務改善の為にkintoneを導入したが、使いこなすことができず、業務改善どころか手間が増えている状況でした。
システム開発の人材もおらず、漠然とした課題を抱え、片手間にしかkintoneに触れることができなかったそうです。
そこで伴走パートナーの存在を知り、将来的には自分達だけで業務改善が出来る自立した状況を支援して貰おう、というのが伴走パートナーを選んだ理由でした。
伴走サービス導入後は「次はこれを変えたい」と自分達で何かをしようとするマインドセットが付き、次々とシステム化による業務改善を行っています。
その結果、営業1人あたりの業務での手間が月間16時間、年間192時間の削減に成功しています。
成功事例③ 京葉ガス|社内教育で内製化を実現
京葉ガス社での事例は、私たちぺパコミ株式会社が伴走パートナーとして支援とDXの実現を行った例としてご紹介します。
当社の課題はペーパーレス化や業務改善システムの開発、共有の強化などがありました。
そこで迅速にアプリを作成できるkintoneに着目し導入を検討。と同時に、社員が作ったアプリが使い勝手が悪い、機能しないなどのリスクを避けるために、導入時点から伴走パートナーの支援を受けています。
導入段階から内製化を見越していたため、事前に研修計画を綿密に策定。その研修計画に沿ってハンズオン研修などで社員への教育を行うことにより、kintoneの基本的な操作や仕様の理解がスムーズに浸透しました。
結果、最終的には利用部門が主導となり、3ヵ月で20個のアプリをできるようになり、DXと内製化を実現しています。
システムの内製化により、現場での迅速なシステム開発が可能となったのは大きなメリットといえるでしょう。また、個別相談会など定期的な支援を得ることができたのも、安心してシステム開発に取り組むことができた要因の1つです。
【事例のような研修が気になる方はこちらから】
まとめ|kintone伴走サービスを活用してDXを加速させよう!
本記事では、
- 伴走サービスは必要なのか
- 伴走サービスの概要とメリット
- kintone伴走DXの成功事例
このような流れで、kintone伴走サービスについて紹介していきました。
なるべく自分達で活用しようとしても、なかなか上手く活用できずにコストと時間だけが失われることは少なくありません。
システム会社と違い伴走パートナーは、自社の要望や課題を踏まえたアドバイス、開発、教育の支援などがあり、自社にノウハウを蓄積させることが可能です。
全てを任せたいのであればシステム会社でも良いのですが、最終的には「内製化」を目的とする場合は伴走サービスの活用が適しています。
また、DXを加速させるためには、伴走サービスは必要不可欠になってくるので、自社をステップアップさせるためにも、kintone伴走サービスを検討してみてください。
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